オタク旅行記〜イタリア3都市編〜 前編

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最近三玖から二乃に推し変しました。

お久しぶりです。GUです。

タイトルにある通り春休みを利用して大学の友達4人でイタリアに旅行しました!僕自身がそこまで海外経験が多くなく、初ヨーロッパという事で決めた時からたくさん楽しむことができました!

タイトルだけ見るとシリーズ化しそうですがシリーズ化するかは知りません。また行けたらいいね。

<イタリア旅行決定まで>

  時は12月半ば、その日は17時に提出の課題にまだ手をつけていなかったためにそれを済ますべく大学の図書館を訪れた。

  そこにはよく見知った2人が旅行雑誌を眺めながら話していた。

 

僕「よう、旅行雑誌なんか見てどっか旅行にでも行くの?」

友人Z「春休みに海外旅行行こうと思って」

僕「いいじゃん、どこ行くの?」

友人E「禁書見てたらイタリア行きたくなったからイタリア、ご飯も美味しそうだしね。良かったら一緒に行かん?」

僕「え、いいねぇ(あんまよく分かってない)」

 

とまあこんなよく分からない軽い気持ちで僕のイタリア行きが決定。学生旅行パックを使うのに部屋の都合上奇数人だと高くなるのでもう1人誘うことに。ぬまうおに白羽の矢が立った。

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  誘い方適当すぎだろ。予算15万って安すぎだろ。とツッコミどころは色々あるけど本当に適当に決めたからね、しょうがないね。

  さすがに彼は僕ほど適当にOKもせずお金や親と相談して12月の末くらいに正式にイタリア旅行が決定した。

 

<イタリア到達3秒前>

  旅行決定後は普通に某旅行会社に行き、パックの申し込みと日程の決定をした。残りはテスト後にやればいいかということで期末テスト終了後の2月に適当に集まって保険やWi-Fiルーターの契約やら通貨の交換やらをした。

  一応準備は各々で進めてるつもりだったが前日に集まってみると4人中1人しかスーツケースに荷物を詰めてなかった。まあオタクなのでしょうがないね。(何が?)

  当日は1人が荷物の詰めすぎで他人の家で中身を出す作業を始めたり僕の家に届くはずのAmazonが届かずに萎えたりしましたが初の関西国際空港に到着!いざイタリア!の前に夕飯。お金節約のために1月~2月はほぼバイトの賄いと自炊で過ごしていたので久々の外食で密かに感動してました。たまにする外食ってとても美味しい😂

  あとは適当に関空内のお店で時間を潰しながら荷物検査で金属探知機に引っかかったりしてたら時間になったので5,6年振りとなる海外旅行へ出発!離陸時はevery♥ing!のDREAM FLIGHTを聴いてました。ウキウキです。

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  イタリアへはドバイ経由で向かい、関空→ドバイで約10時間、ドバイでの乗り継ぎに3時間、ドバイ→ヴェネツィアで約8時間の長時間フライトでした。さすがに久々の飛行機の中で体がバキバキになるかと思いましたが、そこは対策ばっちり👍TOEICのスコア420点の僕はTOEICの参考書を3冊ほど持ってきてたのでその勉強や買っただけで読んでなかった「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」10~13巻を読んで過ごしました。飽きたら音楽聴いてました。(大体音楽聴いて寝てた)

  飛行機で寝るのを一言で表すなら「ご飯が出てくるちょっと高級なヤコバ(夜行バス)」です。

  機内食が2食ほど出てきましたが冷え冷えの炒飯はヤバかった。まあ出されたものは完食しなければという精神で完食したけど。

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  約10時間のフライトで体がバキバキになりながらやってきました初ドバイ!

  初ヨーロッパなので当然ドバイ空港も初。世界有数のハブ空港ということで設備や店がちょーデカかった。すげー世界すげー!

  ドバイ空港では空港外に出られるかは分からなかったので中で色々な店やお土産を見たりして帰りに魔法のランプの置物や卵型のお香入れを買うということを心に決め、ドバイで大量に売ってるデーツというナツメヤシの実を乾燥させたお菓子を食べたりした。甘くて結構美味しかったけど1つ食べる事に口の中の水分が全部吸い取られた。あんまり沢山はいらないかな…となった。ここで初の海外での買い物。ドバイ通貨は持ってないのでクレカで支払いました。英語は苦手だけど見様見真似でそれっぽい返事をしてたら何か上手くいった。

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  ドバイからもまたも長時間フライト。今度の機内食は結構美味しかった。おやつも出てきたけど時差のせいで1日に5食くらい食べてもういいかな…という気持ちになりつつあった。

機内のゲームでチェスや麻雀があったのでみんなで対戦してた。チェスで無事ルルーシュ・GU・ブリタニアになったり、麻雀で新子憧になったりした。地味に初チェス。

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<I'm at イタリア 〜ヴェネツィア編〜>

〜1日目〜

  やっほ〜〜〜イタリアだよ〜〜〜(●・▽・●)

  幾度の長時間フライトを越えて不敗。ようやく辿り着いたイタリアです。

  ヴェネツィアといえばポケモン勢なら知ってる「水の都の護神ラティアスラティオス」に出てくるアルトマーレの舞台にもなってる地。あの頃のラティアスが好きすぎて小さい頃に走り方とか真似してたのが懐かしい。一番思い入れのある映画です。

  ちょうど滞在した2/23~24の期間はヴェネツィアカーニヴァルの時期と被っており、本島のホテルは高かったので近くのMestre駅付近のホテルに宿泊。昼過ぎに着いたのでホテルのチェックインだけ先に済ませ荷物を置いていざヴェネツィア本島へ。

  Mestre駅からSanta Lucia駅へは電車で1駅なのですがイタリアの電車は直前まで電車が来るホームが決まっておらず、現在時刻は16時過ぎなのに15時半の電車が電光掲示板に表示されてたりしていて、4人でいくつものホームを3往復位して2本ほど乗り過ごすハメに…しかも来た電車はキーキーと不穏な金属音を発しながら泊まるボロ電車。日本の公共交通機関ってすげぇんだな…って思いました。

  本島のSanta Lucia駅から出るとそこからは想像もしないような異世界が広がっていました。何?異世界転生したの?スマートフォン使えるの?って感じ。もうみんなしばらく「すげー」としか言ってなかった。

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  取り敢えずヴェネツィア交通機関である水上バス、ヴァポレットで水の都を眺めながらアンセム観光地サン・マルコ広場を目指すことに。ヴェネツィアの街は街全体で基調が取れてて芸術作品みたいだった。水上バスや個人用ボート、たまにいるゴンドラが行き交うと大きな水路と左右に木の枝のように分かれ、複雑な裏路地を作り出す小さな水路。水上バスでは永遠に身を乗り出しながら街を眺めてました。その間に発した言葉は「すげー」「おぉー」の2種類のみ。語彙を失った。

  サン・マルコ広場では鐘楼に登りたかったが何故か開いてなかったのでカーニヴァルの人に揉まれながら周囲をぐるーっと回った。そのうち僕は仮面が欲しくなったので屋台で色々試着?させてもらった後に鼻の長い仮面を購入。イタリアでの初買い物である。鼻の長い仮面は昔のペストを診る医師が使ってたマスクがモデルとネット書いてあったがどうなんだろ…

  サン・マルコ広場は人が凄かったので僕だけ仮面を被ったままみんなでリアルト橋の方まで歩くことに。途中の店でピザやジェラートを買い食いした。

I'm at リアルト橋

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  リアルト橋を超えた辺りで初のイタリア飯。前菜、プリモ(スパゲティとかリゾットとか)、セコンド(魚や肉)などがあり、どれを頼めばいいのかよく分からずに頼み方を調べながらのスタートとなった。頑張って不慣れなイタリア語で「これを4人で分けたいです」などと伝えようとした。(向こうでは分ける文化はあまりないため注文時に伝えた方がいいらしい)

よく分からんながらワインも頼んだ。パンとお菓子が勝手に机に置いてあったのでモリモリ食べた。美味しかった。どうやらプリモとかだけの注文も普通にあるらしいが初日なのでよく分からず前菜とプリモを頼んだ。クモガニ、美味すぎ………………!!!

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  その後に夜のヴェネツィア裏路地ツアーを開催しようとしたが周りに反対されたので素直に人がいる道を歩いて駅まで戻りホテルへ帰宅。

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  ホテルに着いたら明日の予定を決めようという話だったが飛行機の疲れやワインのせいかホテルに着いた瞬間に即就寝。深夜1時頃に目が覚めてシャワーを浴びまた寝て4時に起きたりとあまり深くは眠れなかった。シャンプーとボディソープと洗顔料を入れたビニール袋の中では何故かシャンプーかボディソープの中身が爆発してスーツケースの中がヌルヌル状態になっていた……みんなは旅行ではキャップ式のものを持っていこうね。多分プッシュ式のやつを持っていったからこうなったんだと思います。

 

〜2日目〜

  バイキング形式の朝食では出てきたパンとハムの美味さに感激し無限にハムを食べ、何故かジャムとラスクをポケットに入れてお持ち帰り。これが後の悲劇に繋がるとはこの時の僕は知る由もなかった。

  2日目の電車はもう慣れたものでチャチャッと切符を買って乗車しようしたら券売機がお金を飲み込んだまま故障。しばらく待って何とかお金だけは戻ってきた。やっぱり日本の公共交通機関ってry

  その日は昼過ぎの電車でフィレンツェに向かう予定だったので午前中に昨日行けなかったアカデミア美術館やサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂の方へ歩いて向かった。1人がアカデミア美術館の中が見たいというのことで消えていったので残りの3人で念願の裏路地探検を見ながら地図に頼らずにサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂を目指したが少年の心をくすぐられるようでとてもワクワクした。ここで鬼ごっことかしたいなあ、しませんか?ツイプラ立てていいですか?

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  サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂の中では日曜ということでちょうどミサをやっており綺麗なオルガンの音色が響き渡っていて素敵だった。

  ヴェネツィアングラスやスイーツを見つつ帰り道で昼食。ヴェネツィアにいるうちに海鮮を食べようと思い僕は昨日食べ損ねたイカ墨のスパゲティを注文。この頃にはイタリアの食事文化も分かってきたので自分達の食べたいように食べたしお勘定もすぐ出来た。いいね!

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  最後に名残惜しみながらも羽の生えたライオンの置物とジェラートを買い、水路に別れを告げて僕らはヴェネツィアを後にした。

  さよならヴェネツィア、次来る時はもっとゆっくりと観光してやるからな👋

 

   フィレンツェ行きの電車はガバることなく乗車し、フィレンツェでの予定を立てていると翌日は月曜日、フィレンツェの目玉の1つであるウフィツィ美術館ダビデ像があるアカデミア美術館は休館日。事前に何も調べていなかったツケが回ってきたね……はてはて………

 

  次回フィレンツェ編に続くーーー

 

予想以上に色々書いてしまって疲れたので分割して書きます。またね〜〜〜👋

パルフェ 〜ショコラ second brew〜 Re-order 感想

 あけましておめでとうございます。GUです。2019年も半月以上が過ぎそろそろ「あけましておめでとう」の季節では無くなりそうですが、今年初のブログといいうことで挨拶させて頂きました。今年も適当に書いていくのでどうぞよろしくお願いします。

 

 とまあ堅苦しい挨拶はこの辺にしといて今回は2005年に発売された有名ゲーム「パルフェ」を完走したのでその感想を書きたいと思います。古いし有名な作品なのであらすじとかは無しで書きます。

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<プレイ経緯>

  僕は元々丸戸史明さんの書いた他作品「WHITE ALBUM2」や「冴えない彼女の育てかた」が大好きなのでパルフェという作品にも興味は持っていました。ただ僕がキャラゲーがそこまで好きではないことや今のPCで動くのか不安だったので中々プレイ出来ずにいたところで戯画コレが発売されたのですぐに購入し遂にプレイする事が出来ました。

  既プレイ者からいい評判は聞いていたので割と期待しながらプレイしました。

 

<シナリオについて>

【共通√】

  マップ形式での進行でした。一つ一つのストーリーもそこまで長くなく、コミカルに進むのでポンポンと読み進められることが出来ました。飽きることのない日常パートって大事。

 

【明日香√】

  一番最初にプレイした√です。内容としては割とそこら辺にもあるギャルゲーって感じのシナリオで特に大きく心を動かされるような感じはありませんでした。ただ僕は後輩キャラが大好きなので明日香ちゃんは超すこすことなりました。きっと大学に入る前にこの作品をやっていたら間違いなく家庭教師のバイトに夢を見て、家庭教師をしていたでしょう。今となってはもう遅いですし出来ないですけどね。「店長とバイト」「先生と生徒」どちらも背徳感があっていい関係ですね。明日香ちゃんは割と序盤から感情剥き出しにしてくれて可愛かったです。受験のために一度バイトをクビにするところで「辞める」というのではなく、店長として「今月一杯で解雇します」といったのは良かったです。こういう小さな言葉の言い回しでも僕の中では加点ポイントでした。「1回離れてから夢を叶えてもう一度始める」というシナリオは今となってはよく使われるシナリオですがやっぱりいいですね、ヒロインにも主人公にも僕らが読み終わった後の世界が広がってると思うとワクワクさせられます。

 

【かすり√】

  二番目にプレイした√です。正直かすりさんという人物がそこまで好きじゃなかった事もありあんまり覚えてないので感想は大してありません。ファンの方はごめんなさい。「なんで毎回生クリーム被りながらキッチンでHするんだ!」って突っ込みながらプレイしてました。

 

【怜愛√】

  三番目にプレイしました。これぞ王道金髪ツインテールツンデレっ子。ああ、すこだなあ。怜愛ちゃん通称カトレアは共通√時点で一番好きなキャラだったので√に入るのが無茶苦茶楽しみでした。ツンデレキャラが量産され、ツンデレ戦国時代となってしまった今となってはここまでテンプレな子は逆に珍しいんじゃないかと思うほどのツンデレっぷり。デレに入ってからのカトレアは一挙手一投足が可愛かった。「人間恋をするとその人の全てが好きになる」といいますがこれは本当だったんですね、今回のことで実感しました。特に由飛と比較して嫉妬しちゃうところとか、ちょっと素っ気ない態度取られるとしゅんと落ち込んじゃうところとかあぁぁぁぁって、もう好き!ってそんな感じでした。シナリオでもカトレアが他のものでは由飛に叶わないと諦めている中、自分で見つけ出した喫茶店での道への執着、そしてその執着故に自分のもう一つの大切なものである仁を失うかもしれないという不安、何も失いたくないと思えば思うほどハマっていく沼が上手く描かれていた。最後の「カトレアが離れる不安や苦しさを知るシーン」と彼女を苦しめるのが苦しくなる主人公のプロポーズシーン、そしてキュリオへ行くシーンはとても良かったです。最終的に二人が取った二人が同じ店で一緒に働いていくというシーンは他√とは少し形は違うけどとても明るい未来を見せてくれました。手を握って帰るあのCGが今の脳内にハッキリと映し出されます。「お前の周りの世界は…お前が考えるよりも…ちょっとだけ優しいんだよ」っていいセリフですね。

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【由飛√】

  共通√から明らかに学校関連の話題が怪しかったのでそのお話でした。「単位が足りなくて次の期末試験で頑張らないと留年」というお話を「次の期末試験で般教の単位を揃えないと留年」の自分の境遇と重ね合わせて読んでました。まあ試験1週間前だったんですがね。そんな話はどうでもいいとして、中盤からの明らかにおかしい由飛のピアノや同じ所でミスしながら何十時間も体を壊しながら弾こうとする姿には今までの由飛の明るくマイペースなキャラクターとのギャップも相まって心を持っていかれました。そしてこの√の一番良かったところはカトレアとの姉妹愛が一番はっきりと描写されていた点でしょう。他√でも表現されてはいましたが、この√では由飛とカトレアが別れる原因になってしまった出来事をお互いのすれ違いから別々の想いを抱え、それでもお互いを想いあっていた両者の気持ちが嫌という程伝わってきて泣けました。やっぱり家族愛みたいなのには弱いんですよね。やっぱりカトレアいい子過ぎるんだよなあ…という感じで僕の中ではここでもカトレアの好感度が爆上がりしました。

 

【恵麻√】

  序盤から明らかにラスボス臭が出ていた里伽子の前に立ち塞がった最後の√です。この√に関しては途中からある程度話の流れが読めてしまっていたので特に深く感じる部分は少なかったです。お互いが罪を背負うような恋愛っていいですね、そのままどんどんお互いに依存してしまいズブズブと沼にハマっていって欲しい。よく考えたらこの√って人間関係は違えどWHITE ALBUM2のかずさとよく似てるんですね、やはり同じライターなんだなあと感じました。家族に隠れてHするところが良かったです。

 

【里伽子√】

  ラスボスです。共通√時点から里伽子と主人公の過去が仄めかされ、明らかに面倒臭い女臭が出てた里伽子さんなので楽しみにプレイしました。過去に付き合う直前までいって里伽子に拒絶されていたところまでは共通や他√で大体言われていたのであっさりと付き合ったところは正直「そんなんでええんかよ」って気持ちになっていました。その後の里伽子が可愛かったので許しましたが。正月に実家に帰るところでのやり取りでは里伽子の人間臭さやそれでも好きな気持ちが存分に感じられて良かったです。手に包帯が巻かれてるところから明らかに不穏な空気が生じてましたがその秘密が明かされた時はゾクッとしました。よく見直してみるとその前のCGにおいても里伽子は一度も左手を使ってないんですね。何で里伽子が戻ってこないのか、恵麻さんと里伽子のやり取りで「就活が…」とか話してモヤモヤして部分も全部納得がいきました。左利きの事もそれまでに言われていたので今までの伏線が一気に回収されて気持ち良かったです。恵麻さんとの風呂場での会話から察するに恵麻さんは気付いていたんですかね?そこからそのまま離れ離れになるBADにいきました。こういう主人公が誰ともくっつかずに一人で生きる終わり方はそれはそれで好きなんですよね。主人公の虚しさが幻覚を見ちゃったりするところから感じられて良かったです。この後でNomalをやったんですけど、これは僕の嫌いなご都合主義だったのでモヤモヤしてました。最後にようやくTRUEをやりました。ここの主人公は本当にカッコよかった。やれる人がやれる事をやる。好きな人のためにここまで頑張れる人って素敵です。「でも仁は家族が一番じゃない」という今まで散々作品中で描かれていた部分に対しての里伽子の糾弾に対して「そうだよ、だから家族になろう」という仁のプロポーズはいいシーンでした。姉妹や家族というこの作品でのもう1つのテーマにしっかりと重きを置いてることを感じました。そこからNomalでやったところに繋がりましたがこっちでは思わず涙が溢れました。これこそが純愛の極地なのかとも思わされました。終わったあとはしばらく放心状態でした。

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<音楽について>

OPのLeaf ticketは今更語るまでもない名曲です。前々から知ってた曲ではありますが、作品プレイ後では更に良く聞こえるようになって最近ではずっとループしたりしています。

 

EDのつまらない恋は由飛√のみボーカルありでした。これもあまり上がらない曲ですが歌詞がとても良かったです。まさにこの作品を表現してると思いました。

 

<まとめ>

  かなり熱中してプレイ出来た作品でとても良かったです。プレイし終わってなによりライターの腕を感じたのはこの作品が死生観や異世界、異能などに頼らず、僕らが今生きているような現実の中の一部を舞台としてここまでの作品が書かれていたところです。僕も今まで色々な作品をやってきてその中でもやはり泣きゲーあるいは僕が心を動かされた作品というのは誰かが死んでしまったり、あるいは異能が存在する世界観でのバトルだったりといえものが殆どでした。しかし、このパルフェという作品はただ大学生が喫茶店を運営するだけというのを題材として恋愛要素だけで心を動かされた数少ない作品でした。その点こそがこの作品が多くのファンを掴んでいる要因ではないかと僕は思います。同じく丸戸史明さんの作品「冴えない彼女の育てかた」での最終巻でも同じように感動させられた僕もこれですっかり丸戸史明さんの虜となってしまったかもしれません。

 

  本当はこのまま「まるねこ三部作」と言われる他2作品もやりたいところですが、それはもうちょっと後になりそうです。ゴメンなさい。

 

  あんまり書く内容を整理せずに思いついた事をそのまま並べてたのでもしかしたら結構読みにくくなっちゃったかしれません。また気が向いたら多少の修正くらいはするかもです。(多分しない)

 

  ここまで読んで頂いた方、ありがとうございました🙇‍♂️

2018年 個人的に好きなエロゲソング10選

  こんにちは、GUです。

  2018年ももうすぐ終わりですね。年の終わりの「え、こないだまでこんな事してたのに」って時が経つ速さを感じたり、逆に「え、アレって今年だったのか」と思い出を語り合ったりするこの時期が大好きです。この会話の最初に「え、」から始めるやつって僕はよくやっちゃうんですけど僕だけですかね?コミュ障特有のなんちゃらだったら悲しいので共感してくれる人を募集しています。

 

  ちょっと変な話が入っちゃいましたが、また今年も一年間でたくさんのPCゲームが出ましたね。僕はそこまでたくさんゲームをやる人間ではないのでプレイした数は少ないのですがゲーソンが好きなのでよく今月のゲームの楽曲とかを調べて聞いたりしています。今回はその中で僕が個人的に気に入った楽曲を紹介したいと思います。ブログタイトルにはエロゲソングと書いてありますが中にはR18ではないものも含まれます、ご了承ください。

  1つのゲームにつき1曲まで、過去の僕のゲーソン紹介記事(http://poke-gu.hatenablog.com/entry/2018/11/28/013446)とは被らないように意識してみました。

  長くなりましたが以下紹介

 

 

 

1.オープニングセレモニー/櫻川めぐ

 

IxSHE Tellという作品のOPです。オープニングセレモニーという名にちなんで一番最初にさせてもらいました。明るい曲調と甘い恋へ連れ出して言ってくれそうな歌詞がとても好みです。あとはサビ前に入る「イェー!」っていう声がむっちゃ好き。結構前の曲だと思っていたので調べてみたら今年でびっくりしました。

 

 

2.絶望フラグメント/真理絵

バタフライシーカーのFD、バタフライシーカー〜カオス・ナイトメア〜のOPです。バタフライシーカーは体験版やって面白そうだな〜いつかやりたいな〜と思っていたら1年くらい経ってしまいました。イントロの音やBPMが中学二年生レベルの僕の好みを鷲掴み。ちょっと癖のあるボーカル、そしてサビは何回も聞いているうちに好きなものへと昇華されました。似たような曲がありそうで中々見つからない(あくまで僕の中でですが)唯一無二の曲だと思ってます。

 

3.Magical Girl☆Conflict/松下

宿星のガールフレンドのOPです。この曲は作曲をボカロPがやっていて歌い手でもある松下さんが歌うという中学二年生の僕(2回目)にとっては堪らない組み合わせとなっています。速い曲調、サビ前の音からのサビへの繋ぎ、好きです。

 

4.realization/佐々木李子

新会社Namelessさんの処女作DeepOneのOPです。色々な面で話題になった作品です。OP映像、曲調の盛り上がりともにとてもワクワクする作りになっています。この歌手さんはこの楽曲で初めて知りましたがとても声の圧があってカッコイイと思いました。つい先日にFullの配信もされた楽曲です。僕もこの作品はやりましたがグラフィックがとても綺麗で凄かったです。他の面は色々ツッコミどころがあったのが残念でした。でもOPはくっそ好きなので頑張って欲しい。

 

5.to hope the despair/Ayumi.

あくまで、これは〜の物語のOPです。THE・カッコイイエロゲソングって感じのバチバチ感があってとても好き。映像も物語のダークな雰囲気も伝わってきていい感じにワクワクさせてくれる。

 

6.血穢狂喰/Ayumi.

虚空のバロックのOPです。ある音楽ユニットを彷彿のさせるような演奏に「狂気」「終焉」「血の華」「パンドラ」などのダークファンタジー感満載の歌詞が合ってて好み。

 

7.ヒットコール/櫻川めぐ

ラズベリーキューブのEDです。このゲームは堀江晶太さん作曲、松下さんボーカルのOP「raspberry cube」がとても強くて好きなのですが前記事で紹介してしまったので今回はこちら。バチバチの音圧から繰り出されるEDとは思えない曲調に心を震わされた。この作品は他のED「曖昧アフェット」とかもバリバリに好きなので自分で制限をつけなければ3,4曲くらいはランクインしてたと思う。

 

8.ここにある空/米倉千尋

9-nine-そらいろそらうたそらのおと のEDです。分割作品とはいえ今年のゲームの中で5本の指に入るくらい好きでした。あの強制BAD ENDからの「時を紡ぐ」「奇跡」「隣にいる」などの歌詞は心にきました。天ちゃんのお兄ちゃんを想う気持ちが存分に感じられるいい曲です。OP映像の最初に出る文字をえっもえもでした。

 

9.夜明けの虹を越えて/solfa feat.小春めう

アメイジング・グレイスのEDです。まだゲームをやってない人は映像は見ない方がいいです。

クリスマスをテーマにしたものでつい最近プレイしました。(感想はhttp://poke-gu.hatenablog.com/entry/2018/12/25/135558)ゲームの最後に流れてあぁ…といい感じに余韻を残してくれる曲です。

 

10.ポケットをふくらませて/rionos

Summer PocketsのグランドEDです。最高の夏をありがとう。作詞作曲は麻枝准さん。小学校の頃に過ごした夏休みの楽しさ、そして切なさをグランド√踏まえて体現してくれている素晴らしい曲です。EDの七影蝶が飛ぶ映像、そしてこの後に少しだけ続くエピローグへの流れがとても綺麗でした。個人的に圧倒的今年のNo.1ゲームです。そのまま聖地巡礼しに行って台風にあったのもいい思い出です。(記事はhttp://poke-gu.hatenablog.com/entry/2018/10/05/155128)

 

 

 

以上です。音楽に明るい訳ではないため深い感想などは語れませんが少しでも自分の""好き""が伝わってくれればいいと思います。"好き"は素晴らしいことだから。(昨日凪あすを完走したので影響を受けました) 久々に一年間を振り返ってみたら今年も色々あったなあとなりました。(小並感) 来年もアニメ&ゲームに限らずたくさんの作品、楽曲と出会えるのを楽しみにしています。

 

ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました🙇‍♂️ 良いお年を🤟

アメイジング・グレイス -What color is your attribute?- 感想

  こんにちは、GUです。

  今回はきゃべつそふとさんから11月に発売されたアメイジング・グレイス -What color is your attribute?- を完走しましたのでその感想を書きたいと思います。

 

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  この作品がクリスマスをテーマにしている事もあり12/24~25にかけて徹夜でクリアしちゃいました。やり始めたら止まらなくて久々にこんなに連続してプレイしちゃいましたね。それだけ惹き込まれる内容でした。個人的評価は88点くらいです。

  最初に断っときますが、もし今作をこれから先プレイする気がある方は絶対にネタバレを見ない方がいいです。冬ゲーというよりもクリスマスゲーなので興味ある方は是非この時期にプレイしましょう。

 

以下ネタバレ注意

 

《ストーリーについて》

  プレイ時間としては各ヒロイン√は途中分岐のような形で殆どないようなもの(アフターの補完はあり)なので大体20~30時間ほどで読み終えました。

  

  本作はループものだったので退屈な日常パートが長くなったり、途中の中弛みが起きたりする事が少なく、いいテンポで物語が進行していくので飽きることなくプレイ出来ました。やっぱこういうゲームは日常パートで飽きちゃうことが多いですからね。あまり芸術作品やキリスト教に詳しくない身としては絵画の説明や聖書のところも新しい知識が得られて楽しかったです。

  全体を通して事件解決のためのフラグが綺麗に並べられており、明らかに意味深なセリフ、行動を始め、さり気ない日常会話や背景CGなどに隠された秘密が終盤の11章以降に次々と明かされていく様は圧巻の一言、よく練られているなと感心しました。途中で最初のユネのセリフが映画のものであったり、サクヤが何らかの形で主人公の過去に関係していること、この街が人為的な計画の一部であることは分かりましたが無文字文化やサクヤのパートナーの事などには全然気付けませんでした。特に無文字文化については演出でゾクッとしました。最初の天の声みたいなやつにも意味があったんですね。毎回のループ毎に今回はどんな謎が散りばめられるor明らかになるのかをワクワクしながらプレイ出来たのも高評価ポイント。ヒロインも可愛かったしね。またエンディングで登場キャラが本来のフルネーム(漢字表記)でテロップが流れるのも良かったです。ずっとリラはリリィ先生だと思っていたので最後のところで驚いてたらエンドロールで意味が分かりました。また、程々にヒントが与えられてるのでそういうのが得意な人なら推理できちゃいそうなのも良かったですね。

 

   褒めちぎるだけでも良かったのですが、少し気になった点も挙げるとすると、やはり終章のユネのところですね。アポカリプスや町の秘密が解決して最後のユネの問題に移る場面ですが、ユネが消えるシーンでオンオン泣いてたのに気が付いたら救われてました(は?)。まあ作風的に最後がハッピーエンドなのは読めましたし「解決できるんだろうな」とは思ってたのですがさすがに簡単に救われすぎてちょっと拍子抜けしちゃいました。このライターさんの前作「もののあはれは彩の頃。」でも終盤が微妙だったので、前作よりは改善されてましたが惜しいなあという気持ちが抑えられません。更にいうとユネの救出はいいとしても美術回廊にいるはずのギドウについての記述が全く無かったのも勿体なさを感じました。

あとはサクヤ、ユネ以外のヒロイン√の終わり方が雑過ぎて正しく終わったのかどうかよく分かりませんでしたね。(コトハ先輩はまだいいけど特にキリエ)。まあそれらのヒロインの√っていわゆるBADではないけど不本意な終わり方だから深く掘れないのは分かるんですけどもうちょっとヒロインを押し出して欲しかったです。

 

  それでも全体としてはよく出来たシナリオだったと感じたのはそれほど世界設定とフラグの散りばめ方が上手かったんだと思います。前作でも感じましたがトムさんはそういうのが綺麗で好きです。Amazing Graceの挿入のところズルすぎて思わず全身に鳥肌が立ちました。

 

《キャラクターについて》

ここでは主にメインヒロイン4人について書きたいと思います。

・ユネ(天城悠音)

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個人的すこすこランキング第2位。今回のループにおける主人公のパートナー役。最初は別にそこまで好きじゃなかったけどループする事に「寂しかったよ〜〜」って抱き着いてきたり、さり気ない日常会話だったりのうちにむっちゃ好きになってた。「メリークリスマス、ただいま」は良かった。可愛い。あとシーンがえっちでした。こんないい子とクリスマス過ごしたいなあって心の底から思いました。悠かな音、いい名前だなあ。あとえっち。

 

・コトハ(真霧言葉)

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個人的すこすこランキング第1位。頼れる万能型先輩。先輩で髪が黒めの人はむっちゃ好きなので最初から一番好きでした。いきなり主人公を裸にしてスケッチ頼んだり、全体を書くフリしながら股間ばっかり書いてたりえっちです。えっちの化身。デートの時がCGも綺麗ですこすこポイントMAXでした。こんな先輩に出会いたかったなあ。

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早くこれになりたい2018大賞を受賞しました。

 

・サクヤ(柊咲夜)

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正直この物語で一番ヒロインやってたと思う。だって最後のやつやられたら誰でも落ちるじゃん……健気すぎるよ……。この作品のカラクリの中核を担いつつ一番頑張って一番苦しんでた子。最初っから主人公しゅきしゅきオーラ満載で最高だった。僕が主人公なら1秒くらいで落ちてそう。前夜祭のお酒のクダりが大好きです。このゲームで人気投票やったら一番取れそうだなあって思ってみてました。僕はコトハ先輩から浮気しませんけど。

 

・キリエ(氷室桐絵)

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元気・チビ・貧乳の3点セットキャラ。日常パートではよく盛り上げてくれたました。4章では何も考えてなさそうで実は色々考えてる面が見れて良かった。終盤のネタバレには驚かされました。個人的すこすこポイントはそこまで高くありませんが物語には欠かせない良いキャラだったと思います。

 

  その他の男キャラや先生についてもそれぞれの話がちゃんと用意されていてどのキャラが欠けていてもこの物語は出来上がらなかったと思います。全員が必要なキャラクターでした。(こんなセリフをキリエが言ってた気がする)

  それに途中参戦のリンカさん無茶苦茶かっこよかったあああ

 

《楽曲》

OPは佐倉紗織さんの「コールドボイス」

よくLump of Sugarとかで聞く感じのやつですね。可もなく不可もなくって感じです。

 

EDはsolfa feat.小春めうさんの「夜明けの虹を越えて」

ネタバレと公式に動画がないので貼りませんがこちらはゲームをプレイした人ならエモ〜〜〜くなれると思います。いい曲です。

 

劇中歌はAmazing Graceが良すぎたのでそこばかり推してしまいます。

 

《まとめ》

  この時期、この日にこの作品をプレイする事が出来て良かったです。久々に熱中してプレイしました。またこのライターさんが書くゲームが出たらプレイしてみたいです。

 

❄🎄メリークリスマス🎄❄

 

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

最近聞いてる私的エロゲソング10選

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↑サムネ用

 

  マックのポテトが全サイズ150円だったので大喜びで買ったら半分食べた所で床にばらまかれました。どうもGUです。

  今回は最近よく聞きてるゲーソンを紹介したいと思います。といってもそれ程最近じゃないのも混じってます。ちなみに曲は新しかったり数年くらい前だったりします。曲順は特に意味ありません。

 

番号. 曲名 / 歌手

ゲーム名(会社名) /OPorEDor挿入歌

 

1.raspberry cube /松下

ラズベリーキューブ(まどそふと)/OP

堀江晶太です

 

2.THE APPLE IS CAST! /夢乃ゆき

抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?(Qruppo)/2nd OP

バチバチです

 

3.ELERLasT/NG StrenNGTH /冬乃桜

絆きらめく恋いろは(CRYSTALiA)/挿入歌

イントロが化けてます

 

4.treasure pleasure /solfa feat.茶太+Rita+小春めう

キュリオディーラー(AXL)/OP

サビの入りが好きです。TOEIC420点だけど英語のところが好きです。

 

5.Only you/ Duca

僕はキミだけを見つめる(れいんどっぐ)/OP

さわやかです。

 

6.灼熱 Heart Beat /solfa feat.Duca

あなたをオトコにしてあげる!(チュアブルソフト)/挿入歌

バチバチです。

 

7.恋する姉妹☆ラ☆六重奏 /KRASTERII×Ne;on Otonashi

恋する姉妹の六重奏(PeasSoft) /OP

楽しいです。

 

8.Splash! /萌花ちょこかわしまりの、上田朱音、水霧けいと

せんすいぶ!(Escu:de)/OP

楽しいです。

 

9.アカリノアリカ /Kicco

縁りて此の葉は紅に(Lump of Sugar)

イントロがバカです。

 

10.No music, No future /DEARDROPS

DEARDROPS(OVERDRIVE) /挿入歌(?)

DEARDROPSは神ですね。最後なので媚びました。

 

以上です。いい曲ばかりなので是非聞いてみてください。また気が向いたらこういう記事も書きたいと思います。ではでは。

 

ちなみにこの中でゲームをプレイした事ある作品はありません…😔

 

空に刻んだパラレログラム 体験版感想

 こんにちは、GUです。

 今回はウグイスカグラさんから12月21日に発売予定の「空に刻んだパラレログラム」の体験版をプレイしたのでその感想を書きたいと思います。体験版範囲ですがネタバレ要素は含みますのでご注意ください。

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 発表当初は空を飛んで行うスポーツが題材となっていること、主人公は選手としての道を諦めコーチとしてヒロイン達と共に歩むこと、メインヒロインが素人でピンク髪であることなどから""ジェネリックあおかな""とも言われていた当作品である(実際僕もそう呼んでいた)が、体験版をプレイしてみるとその違いは大きく現れていた。

 

〈STORYについて〉

 オラクルという不思議なエネルギーによって魔法粒子を操り人は空へと羽ばたいた。そうして生まれた新たなる競技テレプシコーラ。今回の作品ではそのテレプシコーラを中心に物語が紡がれていきます。主人公は小学生の頃からテレプシコーラを始め、将来有望な選手として期待されていたが試合中の不運な事故によってその翼をもがれてしまう。一方、舞台となる葛切学園に転校してきた空に憧れる少女、彼杵柚(そのぎゆず)は空をまともに飛んだこともないど素人。そんな二人の出会いが物語の始まりです。

 葛切学園のテレプシコーラ部は第一、第二と分かれており、これらは似て非なるもの。第二は空を飛ぶ権利すらまともに与えられず基礎練や雑用の嵐、掃きだめとも言われるほどの格差社会。主人公とヒロイン達は斯く斯く然々あってこの第二に入ることとなる。その中で打倒第一、そして選ばれた選手のみが出場できるダンスマカブルへの出場を目指すのだ。

 

 というのが簡単なあらすじなのだが、第一は第二のことを良く思わず眼中にもないとしているところで第二から下克上をするというのが想像していたよりも泥臭くて青春スポ根大好きマンとして突き刺さりました。そしてそのシナリオをよおり際立たせているのが第二に所属する他の選手達。自ら第二に落ちてきてまで下克上を企む者、自分の限界を悟り他の者に託そうとする者、どんな環境であろうと必死に食らいつこうとする者、そんな様々な選手達の存在がこの物語をより泥臭く、青春として磨き上げているように感じました。また、主人公やヒロインの過去の設定が充実しており、それらの話をどう上手くまとめていくのかが楽しみです。

 

  あおかなのみさき√が好きな人なんかにはいい感じに刺さるんじゃないかなって設定でした。ただ、物語の途中途中、例えば試合途中なんかに複数回の回想が挟まれるのはその試合なんかにのめり込むのを邪魔してるように感じたのでもう少し回想を減らしてもいいんじゃないかと思いました。

 

〈演出について〉

  正直空を飛ぶ時の演出については物足りなさを感じました。試合の時も空の背景にキャラの立ち絵を動かす演出が多かったのでイマイチ迫力が欠けていたと思います。エフェクトやCGではしっかりと臨場感が感じられましたがこの面はやはりあおかなと比べて劣っているなと思いました。

 

〈キャラクターについて〉

  ヒロインとなる4人はそれぞれ競技に対する考え方が上手くバラバラにされていたのでどのヒロインも個性があって良かったです。特に藍住ほたるさんにはとてつもない闇を感じられたので√が楽しみです。すこすこ。

  部活物という事もあり、ヒロイン以外にもたくさんの個性を持ったキャラクターが出てくるのがこのゲームのいいところだと思います。多くの登場人物がそれぞれの考え方を持ちながら競技に向き合っていくのは熱いですよね、これこそがスポ根ものの真髄ではないかと僕は思っています。僕は桜坂空、そして水ヶ原夜月先輩にとても惹かれました。

 

 

 

   以上でこのゲームの簡単な紹介とさせていただきます。あおかなと比較しながら語る部分が多かったですが、キチンと従来の作品との差別化が成されているいい作品だと思います。個別ルート、そして主人公の進む先がとても楽しみになりました。

 

  ここまで読んで下さった方、是非体験版をやってみてください。ありがとうございました。

 

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ヒロインではないんですけど紅ちゃんがマジで可愛いんでオススメです。

 

 

夏休みの終わりにSummer Pocketsの聖地巡礼した話

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蒼ちゃんはえっちだなあ……

 

  お久しぶりです。GUです。

  先日(9月27~29日)、Keyさんから今年の6月に発売した新作ゲーム『Summer Pockets』の聖地巡礼をしてきたのでその記録です。

  Summer Pocketsの聖地は発売直後から出回っており、ゲームプレイ直後から行きたいと思っていたのでそこら辺を歩いていた野生のオタクを捕まえてゲームをプレイさせ、一緒に行くことにしました。

  行ったのが9月末ということで「夏休み前に行けや」という怖いオタクさんがいるかもしれませんが僕らはまだ夏休みだったのでそれもケア、大学生の特権。

 

  前置きはこの辺にして、今回はちゃんとした目的を持った旅行ということで前もって交通手段などを入念に調べ、ホテルも予約。(いつもは目的が曖昧なので適当な事が多い)

その計画がドン!


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神戸港からのジャンボフェリーに男木島女木島周遊券という超お得券があったのでそれを利用。これから先、聖地巡礼したい人にもおすすめです。

 

  ここまでは順調だったが、手相占いでステータス幸運Eを言い渡されている僕なのでなんと台風24号が襲来。直島の方が回りたかったので急遽1日目の予定を直島に変更。

 

  さて、いよいよ当日。オタクと三ノ宮駅前で集まり、そのまま近くの行きたかったラーメン屋に直行。

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神戸牛らーめん  八坐和

神戸牛×塩(¥830)

白湯ベースのスープに牛骨エキスと塩の聞いた堪らん濃厚とろとろスープ。神戸牛のミニレアチャーシュー丼や牛味噌、牛すじが付いてこのお値段。濃厚スープを味わった後に牛味噌や机の上のラー油をスープに入れて飲み干すのが堪らん。ご馳走様でした🙏🏻 #万引きG麺

Twitterに投稿し忘れたので今ここに投稿します。

 

  この後、フェリー出航の時間まで当日に新パックが発売されたshadowverseをひたすらやりながらいよいよ出航。フェリーに乗ること自体5億年ぶりだったのでワクワクさんになりながら船内のゲーセンで脱衣麻雀などをして遊んだ。夜は快適に寝れたので夜行バスより全然アドなことに気付き、またひとつ賢くなった。

  朝6時前くらいに高松港に着いたが早朝の海はとても寒い。バスも来ないし半袖1枚でいた僕は凍え死にそうになりながらshadowverseをしてました。この時、後ろに並んでるオタクがFGOの周回をしてたので勝手にこの人も聖地巡礼かな?とか思ってた。

 

  取り敢えずうどん県に来たので早朝うどんを食べた後、フェリー乗り場付近を探索。いよいよ直島に出発。フェリーの看板から見る景色が綺麗で瀬戸大橋を見ながらゆゆゆ大橋だ〜などと話していたら2秒で到着。

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以下直島編

 

  直島に着くとフェリー乗り場が早速聖地ということで海未ちゃんになってお魚を貰った。

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島を回るにはレンタルサイクリングがいいということで自転車を借りに行くと推奨されていた電動自転車は凄い人が並んでいた。それを見た黒の剣士と白の閃光である僕ら「いや、島をチャリで回るのに電動なんていらんでしょwオタクの体力舐めんなw」といい並ばずにママチャリをレンタル。3秒後に自転車を押しながら坂を登る2人の姿が報道されましたとさ。

 

絶対に電動自転車を借りましょう

 

続いて蒼ちゃんの駄菓子屋へ

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チ───(´-ω-`)───ン

ちゃんと営業日は確認しましょう。

まあ写真だけ撮って次の神社へ

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自転車が漕げなくなるような坂道を登り、工場地帯に入るとプレイヤーが毎日お賽銭をした神社に。

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レコード『正しく参拝出来た』 を獲得した。ちなみに特に何も祈らずに無心で手を合わせただけだったり。

次に再び死ぬ気で坂道を登り、しろはさんが「れいだーん」をしていため池へ

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外国人の観光客と対話を試みて失敗。

「れいだーーん !!!」と叫んだら田舎なのでむっちゃ響いて気持ち良かった。

 

  その後、島をぐるーーっと1周する形で海沿いを走り、加藤家へ

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上裸になって水鉄砲で撃たれる動画を撮ろうとしましたが観光客も多かったので断念。のみきに撃たれたかった……😔

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民宿の方々の許可を貰って撮影。食堂にはサマポケのグッズが沢山あったり、巡礼ノートが置いてあったりしてとても良かった。沢山自転車を漕いだ後のざるうどんを美味しく頂いた後、巡礼ノートにもメッセージを書いた。ありがとうございました。

  さて、次は一番行くのが難しいと言われていたしろはの釣り場へ

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丁度潮が満ちてる時間帯だったので辿り着くのに苦労したり、CGとは岩の位置がかたり違う感じになってしまったのが残念😔

何の跡地なのかは分からないが秘密基地みたいな雰囲気で童心をくすぐられる場所だった。

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しろはの気分になって落ちていた木で釣りをする僕。

  と釣りの真似事してたら釣りがしたくなったので釣り公園で人生初釣りに挑戦!

  二人とも初めてだったので釣り公園の人に餌の付け方から教えてもらったり、隣で釣りをしてた人に撒き餌を貰ったり、針が取れなくなったので竿ごと持って行って糸を切って貰ったりしながらハンナリーズになった。

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2時間半ほどで3匹釣れて大満足の結果に。常連さんみたいな人が釣った魚をくれたので合わせて6,7匹貰ったが、その場で調理出来なかったので割と途方に暮れた。(一緒に行ったオタクの実家が神戸の近くだったので後日彼の家で美味しく頂いかれてた。)

  人生初釣りも楽しんだところで、いよいよ直島編ラストスパート。しろはが海ほたるを見たり、むぎゅむぎゅがむぎゅむぎゅしたり天善がワカメを被ってたりした海水浴場へ

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と思ったらまたまた潮の満ち干きのせいで大分違う構図に……😭

本当はワカメを被るつもりだったが、乾いたワカメじゃない何かが落ちてるだけだったのでそれも断念😔

外国人観光客がたくさん海水浴してたけど外国の女の人ってむっちゃえっちだなぁと再確認。海外の海水浴場行ってみたいなあ…

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直島の色々なところで見かけた謎カボチャの写真をパンピぶって撮ったり。

 

  海水浴場から港に戻る道が島で一番急な坂道で上裸で坂を下る外国人とすれ違ったので水鉄砲で迎撃したりした。(これは嘘松)

  

  とまあこんな感じで直島編は終了。高松の3000円ホテルに戻ると二人とも寝てしまったので、21時くらいに起きて居酒屋で晩飯を食いました。(この頃にはうどんに飽きてた)

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高松名物の骨付き鶏(若鶏)も糸より鯛の塩焼きも大変美味で満足😊

 

  とまあ旅行初日はこんな感じで終了。2日目はというと、、、、、

  

 

  朝方に台風の影響で帰る予定だったフェリーが欠航。月曜から大学だったので男木島女木島を回る予定は中止し、オススメされたうどん屋でうどんを食べてから昼のフェリーで無事帰還した。

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うどん美味しかった。

フェリーの中ではずっとshadowverseしてたら途中から波が荒れてきて酔いそうになったりならなかったり、、、

 

  今回は残念ながら男木島女木島には行けなかったもののとっても楽しい旅行となったのでまた船でどっか行きたいですね。

  男木島女木島周遊券の機嫌が2週間だったので10月最初の三連休で行こうかなとか画策してたり、、、ってまた台風来るんかーーーーい😭😭😭

 

  比較的安価で行けることが分かったのでまた機会があったら行ってみようと思います。ゲームをプレイした人は是非行ってみてください!!!

 

  ここまで読んで下さった方、ありがとうございました🙇‍♂️