オタクが勝手に製麺機を買って二郎系ラーメンを作ることになったんだが。
お決まりのハンバーグに たっぷりの愛を込める
今日もなんとね 私まだ惹かれていく
お久しぶりです、九条都ちゃんを毎日お家に招きたいGUです。
最近ブログ更新してないし何か書きたいな〜って事で今回はオタクの家で二郎系ラーメンを作った話を書きたいと思います。
目次
全ての始まり
自粛期間で家にいたはずなのに何故か金が無くなったオタク、その名もひで。
この男、大学入学から5年間で1度も自炊したことなし。あまりにもお金が無くなったため22歳にして米の炊き方を学び、自炊を始めたところ、料理にハマり、定期的に家でオタク料理会(という名の飲み会)が開かれるようになった。
まあそんな感じだったので適当に「また料理会やるよ〜〜ん」って話していたが当然何作るかも決まってない。
「こっちで【答】用意させて頂いたけど、どう?」
知り合いのオタクから「ひでって人の言葉遣い、オタクって感じが凄い」と言われた。
こうしてわくわくドキドキのラーメン二郎 ひで店が開店することとなった。
準備
初めて製麺から行うのにいきなりスープから作るのは難しい!いや、そもそも数週間前まで自炊したことない奴の家に寸胴鍋はない(普通の家にもない)
↓
満場一致で冷やし中華に決定。その日は昼から4人のオタクが集結。まずは材料の買い出しからスタートした。
・第1班(1人)……人数分のドンブリ、その他必要な調理器具の買い出し
・第2班(他全員)……食材の買い出し
2班に分かれ、スーパーでYouTubeのラーメン作り動画やクックパッドを見ながら、そして今まで食べてきた何百杯もの二郎系のトッピングを思い出し、時には野生の勘を信じて食材の買い出しを行った。
多分スーパーでこの一帯だけ会話がニンニク臭かった。
1時間近く掛けてようやく食材が揃う。
食材を見るとそれっぽくてテンションが上がった。チャーシューは肉屋に行かずにスーパーで肩ロースが売っていたのでそれを使うことにした。
始動───
食材が揃ったということでいよいよラーメン作り。
作り方に関しては予めYouTubeで予習済み。
予習に使用した動画はこちら
チャーシューなども同じおっくんの動画を参考にした。
間違いがないように真剣に見直しながら2班に分かれて調理開始!
・第1班(2人)……チャーシュー&背脂を作る
・第2班(2人)……麺の生地を作る
ここで初めてチャーシュー作りのタコ糸の巻き方を学んだ。今後はチャーシュー職人を目指していきたいと思っている。
背脂は当然ながらスーパーには売ってないため肩ロースの端についてる脂を切り取りそれっぽくした。量こそ少ないが上手くいっていた。
何か適当にそれっぽいものを色々入れてしっかりと煮込む。煮込み時間は1時間半とかでも良かったはずだが少し長めに煮込んだ。
その間に麺の生地を作る。こっちが本番。
冠水と塩をしっかりと測りながら水に溶かしてそれを小麦粉に満遍なく染み込ませながら捏ねていく。今回は初めてという事で無難な値として加水率は35%で作った。
ある程度ボウルで捏ねると硬くなってくるのでそれをジップロックに入れて足で踏み踏みする。
オタクくんの足で踏まれたものを食べるのは嫌?僕も嫌。そのためのジップロックだしね。
好きな曲を流して高まると効率的に踏むことが出来たり出来なかったりする。
こうして出来上がるのがこんな感じのやつ(背後の怪物は?)
この状態で麺生地を1時間くらい寝かせる。家主の家が汚いのとオタクがオタ芸するので寝かせる場所には細心の注意を払いながら麺生地をポイーーってした。
麺を寝かしてる間は丁度その日に僕が出演させて貰ったオンラインDJイベント A"OTA" FARM の配信を聴きながらアニメのお話をしていた。まあいつもの。
そうこうしてたらチャーシューの方がいい感じに煮込めていたのでタレを作成し、漬ける作業に。この時点でめちゃくちゃ美味そうなのヤバくない?俺たちの最強のラーメンが出来上がろうとしていた…
その後は""例の機械""で麺生地の圧延と裁断を行う………のだが………………
家主「これどうやって組み立てるの?」
この状態からスタート。送られてきたダンボールが二重底である事にも気付いてないせいで部品も足りない。
まあ何とか組み上がって圧延作業を行う。
部品がない状態で圧延機を無理矢理回転させたため、一人のオタクが歯車で指を切り、流血──。ここら辺で「これは料理であっても、遊びではない」という共通認識が発生、真剣<<マジ>>モードに突入。
しかし、ここでスキル「早とちり」が発動する。そう、圧延と裁断を同時に行おうとしてしまう。通常、圧延作業では2枚の麺をエクシーズする事で1枚の麺をエクシーズ召喚するのだが、それと裁断を同時に行うとなれば当然有り得ないほどのチカラが必要になる。机に固定する器具も不足している製麺機は当然ぐらぐらも動いて不安定。
回す人(僕)1人に対して製麺機を抑える人3人という大掛かりな作業を強いられる事になる。さながら24時間耐久オタ芸をしたような疲労感が僕を襲った。全ての裁断が終わった時の達成感は1日5回の自慰行為を終了した時に近いだろう。(経験がないので推測です)
できた麺に小麦粉を絡ませ、その総量
ゆで前約2000g
あれ?多くね?太くね?
↑嬉しそう
完成!!!
まあともかく、残りは野菜を茹でたり背脂を作ったりトッピングを作ったりニンニクをあるだけ全部使って完成。
最後はいつもの「ニンニク入れますか?」コールで〆た。
大変美味。今まで食べた中で1番太いであろうほどのボキボキ太麺はしっかりと水で締めることで理想の冷やし中華となった。
何だかんだ僕は600gくらいは麺を食べたが全部を食べ切るには至れなかったことは要反省案件。
↑このラーメン屋は?
何はともあれ初回のラーメン(冷やし中華)作りは大成功に終わった。
食べながら見た「夜は短し歩けよ乙女」は面白かった。京都5年目にしてようやく見ることができた…
次回「汁ありラーメン編」へと続く(僕が書く気になればね)