オタク旅行記〜イタリア3都市編〜 前編

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最近三玖から二乃に推し変しました。

お久しぶりです。GUです。

タイトルにある通り春休みを利用して大学の友達4人でイタリアに旅行しました!僕自身がそこまで海外経験が多くなく、初ヨーロッパという事で決めた時からたくさん楽しむことができました!

タイトルだけ見るとシリーズ化しそうですがシリーズ化するかは知りません。また行けたらいいね。

<イタリア旅行決定まで>

  時は12月半ば、その日は17時に提出の課題にまだ手をつけていなかったためにそれを済ますべく大学の図書館を訪れた。

  そこにはよく見知った2人が旅行雑誌を眺めながら話していた。

 

僕「よう、旅行雑誌なんか見てどっか旅行にでも行くの?」

友人Z「春休みに海外旅行行こうと思って」

僕「いいじゃん、どこ行くの?」

友人E「禁書見てたらイタリア行きたくなったからイタリア、ご飯も美味しそうだしね。良かったら一緒に行かん?」

僕「え、いいねぇ(あんまよく分かってない)」

 

とまあこんなよく分からない軽い気持ちで僕のイタリア行きが決定。学生旅行パックを使うのに部屋の都合上奇数人だと高くなるのでもう1人誘うことに。ぬまうおに白羽の矢が立った。

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  誘い方適当すぎだろ。予算15万って安すぎだろ。とツッコミどころは色々あるけど本当に適当に決めたからね、しょうがないね。

  さすがに彼は僕ほど適当にOKもせずお金や親と相談して12月の末くらいに正式にイタリア旅行が決定した。

 

<イタリア到達3秒前>

  旅行決定後は普通に某旅行会社に行き、パックの申し込みと日程の決定をした。残りはテスト後にやればいいかということで期末テスト終了後の2月に適当に集まって保険やWi-Fiルーターの契約やら通貨の交換やらをした。

  一応準備は各々で進めてるつもりだったが前日に集まってみると4人中1人しかスーツケースに荷物を詰めてなかった。まあオタクなのでしょうがないね。(何が?)

  当日は1人が荷物の詰めすぎで他人の家で中身を出す作業を始めたり僕の家に届くはずのAmazonが届かずに萎えたりしましたが初の関西国際空港に到着!いざイタリア!の前に夕飯。お金節約のために1月~2月はほぼバイトの賄いと自炊で過ごしていたので久々の外食で密かに感動してました。たまにする外食ってとても美味しい😂

  あとは適当に関空内のお店で時間を潰しながら荷物検査で金属探知機に引っかかったりしてたら時間になったので5,6年振りとなる海外旅行へ出発!離陸時はevery♥ing!のDREAM FLIGHTを聴いてました。ウキウキです。

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  イタリアへはドバイ経由で向かい、関空→ドバイで約10時間、ドバイでの乗り継ぎに3時間、ドバイ→ヴェネツィアで約8時間の長時間フライトでした。さすがに久々の飛行機の中で体がバキバキになるかと思いましたが、そこは対策ばっちり👍TOEICのスコア420点の僕はTOEICの参考書を3冊ほど持ってきてたのでその勉強や買っただけで読んでなかった「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」10~13巻を読んで過ごしました。飽きたら音楽聴いてました。(大体音楽聴いて寝てた)

  飛行機で寝るのを一言で表すなら「ご飯が出てくるちょっと高級なヤコバ(夜行バス)」です。

  機内食が2食ほど出てきましたが冷え冷えの炒飯はヤバかった。まあ出されたものは完食しなければという精神で完食したけど。

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  約10時間のフライトで体がバキバキになりながらやってきました初ドバイ!

  初ヨーロッパなので当然ドバイ空港も初。世界有数のハブ空港ということで設備や店がちょーデカかった。すげー世界すげー!

  ドバイ空港では空港外に出られるかは分からなかったので中で色々な店やお土産を見たりして帰りに魔法のランプの置物や卵型のお香入れを買うということを心に決め、ドバイで大量に売ってるデーツというナツメヤシの実を乾燥させたお菓子を食べたりした。甘くて結構美味しかったけど1つ食べる事に口の中の水分が全部吸い取られた。あんまり沢山はいらないかな…となった。ここで初の海外での買い物。ドバイ通貨は持ってないのでクレカで支払いました。英語は苦手だけど見様見真似でそれっぽい返事をしてたら何か上手くいった。

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  ドバイからもまたも長時間フライト。今度の機内食は結構美味しかった。おやつも出てきたけど時差のせいで1日に5食くらい食べてもういいかな…という気持ちになりつつあった。

機内のゲームでチェスや麻雀があったのでみんなで対戦してた。チェスで無事ルルーシュ・GU・ブリタニアになったり、麻雀で新子憧になったりした。地味に初チェス。

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<I'm at イタリア 〜ヴェネツィア編〜>

〜1日目〜

  やっほ〜〜〜イタリアだよ〜〜〜(●・▽・●)

  幾度の長時間フライトを越えて不敗。ようやく辿り着いたイタリアです。

  ヴェネツィアといえばポケモン勢なら知ってる「水の都の護神ラティアスラティオス」に出てくるアルトマーレの舞台にもなってる地。あの頃のラティアスが好きすぎて小さい頃に走り方とか真似してたのが懐かしい。一番思い入れのある映画です。

  ちょうど滞在した2/23~24の期間はヴェネツィアカーニヴァルの時期と被っており、本島のホテルは高かったので近くのMestre駅付近のホテルに宿泊。昼過ぎに着いたのでホテルのチェックインだけ先に済ませ荷物を置いていざヴェネツィア本島へ。

  Mestre駅からSanta Lucia駅へは電車で1駅なのですがイタリアの電車は直前まで電車が来るホームが決まっておらず、現在時刻は16時過ぎなのに15時半の電車が電光掲示板に表示されてたりしていて、4人でいくつものホームを3往復位して2本ほど乗り過ごすハメに…しかも来た電車はキーキーと不穏な金属音を発しながら泊まるボロ電車。日本の公共交通機関ってすげぇんだな…って思いました。

  本島のSanta Lucia駅から出るとそこからは想像もしないような異世界が広がっていました。何?異世界転生したの?スマートフォン使えるの?って感じ。もうみんなしばらく「すげー」としか言ってなかった。

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  取り敢えずヴェネツィア交通機関である水上バス、ヴァポレットで水の都を眺めながらアンセム観光地サン・マルコ広場を目指すことに。ヴェネツィアの街は街全体で基調が取れてて芸術作品みたいだった。水上バスや個人用ボート、たまにいるゴンドラが行き交うと大きな水路と左右に木の枝のように分かれ、複雑な裏路地を作り出す小さな水路。水上バスでは永遠に身を乗り出しながら街を眺めてました。その間に発した言葉は「すげー」「おぉー」の2種類のみ。語彙を失った。

  サン・マルコ広場では鐘楼に登りたかったが何故か開いてなかったのでカーニヴァルの人に揉まれながら周囲をぐるーっと回った。そのうち僕は仮面が欲しくなったので屋台で色々試着?させてもらった後に鼻の長い仮面を購入。イタリアでの初買い物である。鼻の長い仮面は昔のペストを診る医師が使ってたマスクがモデルとネット書いてあったがどうなんだろ…

  サン・マルコ広場は人が凄かったので僕だけ仮面を被ったままみんなでリアルト橋の方まで歩くことに。途中の店でピザやジェラートを買い食いした。

I'm at リアルト橋

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  リアルト橋を超えた辺りで初のイタリア飯。前菜、プリモ(スパゲティとかリゾットとか)、セコンド(魚や肉)などがあり、どれを頼めばいいのかよく分からずに頼み方を調べながらのスタートとなった。頑張って不慣れなイタリア語で「これを4人で分けたいです」などと伝えようとした。(向こうでは分ける文化はあまりないため注文時に伝えた方がいいらしい)

よく分からんながらワインも頼んだ。パンとお菓子が勝手に机に置いてあったのでモリモリ食べた。美味しかった。どうやらプリモとかだけの注文も普通にあるらしいが初日なのでよく分からず前菜とプリモを頼んだ。クモガニ、美味すぎ………………!!!

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  その後に夜のヴェネツィア裏路地ツアーを開催しようとしたが周りに反対されたので素直に人がいる道を歩いて駅まで戻りホテルへ帰宅。

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  ホテルに着いたら明日の予定を決めようという話だったが飛行機の疲れやワインのせいかホテルに着いた瞬間に即就寝。深夜1時頃に目が覚めてシャワーを浴びまた寝て4時に起きたりとあまり深くは眠れなかった。シャンプーとボディソープと洗顔料を入れたビニール袋の中では何故かシャンプーかボディソープの中身が爆発してスーツケースの中がヌルヌル状態になっていた……みんなは旅行ではキャップ式のものを持っていこうね。多分プッシュ式のやつを持っていったからこうなったんだと思います。

 

〜2日目〜

  バイキング形式の朝食では出てきたパンとハムの美味さに感激し無限にハムを食べ、何故かジャムとラスクをポケットに入れてお持ち帰り。これが後の悲劇に繋がるとはこの時の僕は知る由もなかった。

  2日目の電車はもう慣れたものでチャチャッと切符を買って乗車しようしたら券売機がお金を飲み込んだまま故障。しばらく待って何とかお金だけは戻ってきた。やっぱり日本の公共交通機関ってry

  その日は昼過ぎの電車でフィレンツェに向かう予定だったので午前中に昨日行けなかったアカデミア美術館やサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂の方へ歩いて向かった。1人がアカデミア美術館の中が見たいというのことで消えていったので残りの3人で念願の裏路地探検を見ながら地図に頼らずにサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂を目指したが少年の心をくすぐられるようでとてもワクワクした。ここで鬼ごっことかしたいなあ、しませんか?ツイプラ立てていいですか?

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  サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂の中では日曜ということでちょうどミサをやっており綺麗なオルガンの音色が響き渡っていて素敵だった。

  ヴェネツィアングラスやスイーツを見つつ帰り道で昼食。ヴェネツィアにいるうちに海鮮を食べようと思い僕は昨日食べ損ねたイカ墨のスパゲティを注文。この頃にはイタリアの食事文化も分かってきたので自分達の食べたいように食べたしお勘定もすぐ出来た。いいね!

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  最後に名残惜しみながらも羽の生えたライオンの置物とジェラートを買い、水路に別れを告げて僕らはヴェネツィアを後にした。

  さよならヴェネツィア、次来る時はもっとゆっくりと観光してやるからな👋

 

   フィレンツェ行きの電車はガバることなく乗車し、フィレンツェでの予定を立てていると翌日は月曜日、フィレンツェの目玉の1つであるウフィツィ美術館ダビデ像があるアカデミア美術館は休館日。事前に何も調べていなかったツケが回ってきたね……はてはて………

 

  次回フィレンツェ編に続くーーー

 

予想以上に色々書いてしまって疲れたので分割して書きます。またね〜〜〜👋