【S3シングル使用構築】カビゴン軸積みサイクル 【最高2029】

シーズン3お疲れ様でした。

今回はシーズン3において中盤から終盤にかけて使用した構築の構築記事になります。

構築の軸自体にはそれなりの強さを感じましたが自分の実力不足から最高2029最終19××という結果に終わってしまい、悔しかったです。

 

以下常体

 

今回の構築の並び

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〈構築経緯〉

 S2のさいくさんの構築記事(http://saikupoke.blog.fc2.com/blog-entry-45.html?sp)を読みのろいカビゴンの詰ませ性能に注目して構築を組み始めた。のろいカビゴン自体は起点に出来る範囲が非常に広い一方、搦め手に弱いためその辺りを意識しながら構築を組んだ。結果として積みサイクルのような形になった。

 

〈個別解説〉

ランドロスゴツゴツメット

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特性:威嚇  性格:腕白

191(212)-167(12)-146(180)-×-102(12)-123(92)

地震、岩石封じ、とんぼ返り、ステルスロック

H:16n-1

S:準速パル抜き

ステロ撒き要因兼クッション役。S2で使ってたゴツメランドロスの流用。基本的にこいつでステロを撒いて裏のゲンガー、カミツルギフェローチェの抜き性能を上げる。初手に投げたり裏から投げて威嚇をいれつつゴツメやステロで相手を削るのが仕事。初手でどうしてもステロを撒きたい場面が多く、きあいの襷にしても良かった。努力値振りはHB特化でも良いと感じたが振り直すのが面倒だったのでそのまま使用していた。技は普通のゴツメランドだがポリ2や相手のカビゴンに対して刺さる毒々が欲しい場面もあったので試してみたい。

 

カビゴン@フィラの実

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特性:食いしん坊  性格:意地っ張り 

254(148)-145(12)-117(252)-×-142(92)-51(4)

恩返し、炎のパンチ、のろい、リサイクル

 構築の軸。調整はこちらから拝借(http://p-q-poke.hatenablog.com/entry/2017/01/06/130647)

主にこいつで詰ませていくことを考えて選出、立ち回りをした。物理か特殊かによらず非常に広い範囲を起点に出来るため、適当に出してのろいを積んで勝ちな試合も多く、スペックの高さを感じた。被弾回数が多くなるため急所や追加効果で負けるのはご愛敬。技はメインウェポンの恩返し、ナットレイテッカグヤの処理速度を速くする炎のパンチで確定。ドランなどに対して地震が欲しい場面もあったが切る技が無くこの技構成で使っていた。絡めてには弱く、何も出来ないところも可愛い。

 

ゲンガー@メガストーン

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特性:呪われボディ→影踏み  性格:臆病

149(108)-×-100-209(148)-115-200(252)

祟り目、ヘドロ爆弾、凍える風、鬼火

HB:鬼火込みA特化ミミッキュのZシャドクロ耐え

 構築単位で格闘タイプがキツいのでそれを無効にする枠。ランドロスでステロを撒いたり削りを入れたりした後の抜き性能も評価点。技はこの構築で催眠術を打つ場面があまり思い浮かばなかったのとコイツで鬼火を入れることで裏のカビゴンがより安全に起点に出来ると考え鬼火、相性の良い祟り目、メインウェポンのヘド爆までは確定。ラストは終盤に増えてきていたグライオンへの打点や構築全体で重い襷キノガッサに対面から勝てるように凍える風を採用した。これによってボーマンダ入りの構築に対して何度かイージーウィン出来たので正解だったと思う。雑に強く、現環境で非常に使いやすいと感じた。同速には全部勝ちましょう。

 

ヒードラン@食べ残し

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特性:もらい火  性格:穏やか

197(244)-×-127(4)-152(12)-172(244)-98(4)

マグマストーム、大地の力、毒々、守る

カビゴンが苦手な毒々持ちや宿守テッカグヤに強く出られる駒として採用。個体は6世代にいた個体の流用。

構築全体でのエスパー技や炎技の一貫を切りつつスリップダメによって後続の圏内に入れる。またカビゴンの弱点である叩き落とすが採用されやすいクチートハッサムに対して強く出られたり、ミズZ以外のパルシェンを処理出来るなどで構築にはあっていると感じ、選出率自体はそれほど高くないが選出したときはしっかりと仕事をしてくれた。努力値振りなどは要検討。

 

カミツルギ@アクZ

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特性:ビーストブースト  性格:陽気

149(116)-211(76)-152(4)-×-65(108)-170(204)

リーフブレード、聖なる剣、辻斬り、剣の舞

A:A+2アクZで特化クレセリアを確定

HD:C200のサイコフィールド下サイキネ確定耐え

    C4クレセリアの冷B×2+ゴツメ耐え

S:最速ガブリアス抜き

カバリザや受け回し、ガルクレセドラン等のサイクルパへの駒として採用。低速サイクルには滅法強く、簡単に3タテということが何度もあり、このポケモンの抜き性能の高さを感じた。一方で上から殴られることには弱く、メガゲンガーメガボーマンダなどがいるだけで出しづらかったので扱いは難しかった。

 

フェローチェ@カクトウZ

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特性:ビーストブースト  性格:控えめ

147(4)-×-57-207(252)-57-203(252)

気合い玉、冷凍ビーム、目覚めるパワー(地面)、蝶の舞

レート最終日に急遽思いつき入れたポケモン。ここまででカバマンダカグヤなどの構築が重く、それらに強く出られる。紙耐久なので先制技やスカーフ持ちがつらいがそこを加味してもとても強かった。Z気合い玉の火力が凄かったり、C1段階上昇めざ地でASバシャーモやCSメガゲンガーをステロ込みで倒せたりと使ってて楽しいポケモンだった。しかし、止まりやすいポケモンでもあるので選出の時は注意が必要だと感じた。

 

〈基本選出〉

ランドロスカビゴン+(ゲンガー、カミツルギフェローチェから1体)

おそらく一番よくした選出、ランドロスでステロ撒きと削りを行い、ゲンガーで抜きつつ鬼火を入れながらカビゴンで詰める。

 ・ランドロス+ゲンガー+(カミツルギフェローチェから1体)

どれかが通せれば勝てるときや、受け回し構築に対してゲンガーで邪魔なポケモンを削ったり処理しながら裏を通す。

 ・ランドロス+ヒードラン+(他4体から1体)

ランドとドランでサイクルをしながら後ろで抜いたり詰めたりする。

 

〈最後に〉

 まあまあの勝率で2000まで乗せれただけにもっと潜って上を目指したかったですが、今回は自分でもそこそこ満足した構築が組めたので良かったです。最後に構築相談に乗ってくれた方、最終日に隣で一緒にレートをしてくれた戎崎君とぬまうお君、レートでマッチングした皆さんありがとうございました。来期はもっと上に行けるように頑張ります。

  ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。

↓一応写真を貼っておきます。

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質問等ありましたら@poke_gu までお願いします。